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簡易マニュアル
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1998-06-09
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19KB
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377 lines
<<< 簡易マニュアル >>> -- 1998.6.6編集 --
●基本操作
・ウィンドウの表示
オープンしたファイルの数にかかわらず、ウィンドウは1つだけ表示される。
同一ファイル内の異なる位置の表示、あるいは、複数ファイルを同時に表示する
には、ウィンドウを分割する。
・ウィンドウの分割
メニューバーの「ウィンドウ」から任意のウィンドウの分割パターンを選択する。
・ファイルの選択、関連ファイルのオープン
分割されたそれぞれのテキスト表示ウィンドウをサブウィンドウと呼ぶ。
サブウィンドウの左下にはファイル名が表示され、クリックしてポップアップ
メニューをひきだすとオープンしたファイルの中から表示するファイルが選択できる。
optionキーを押しながら、ファイル選択ポップアップメニューを引き出すと、
オープンしたファイルのあるフォルダがポップアップメニューに追加表示される。
メニューを選択すると、選択したファイルがオープンできる。
・ウィンドウ上部の機能
ウィンドウ上部左にある入力フィールドは検索する文字列を入力するためのもの。
フィールド右の上下の矢印ボタンで検索を行う。
ウィンドウ上部右端にある小ボタンを押すと、検索文字列入力フィールドの下に置換文字列を
入力するフィールドが表示される。再度ボタンを押すと、置換文字列入力部分はかくれる。
置換文字列の入力フィールド右のボタンによって文字列を置換する。
ウィンドウ上部の「花」ボタンを押してあらわれるフィールドには現在のクリップ
ボードの内容が表示される。フィールド左のミニボタンは過去のクリップボードの
内容を選択するためのもの。
・サブウィンドウの機能
縦スクロールバー上端のボタンでサブウィンドウ上のファイルの表示の方法を変更する。
上から順に、フォントの変更、ウィンドウサイズでの行の折り返し状態の変更を行う。
横スクロールバー左のボタンはそれぞれ、マーカージャンプ、ファイルの編集可能
状態の表示用。
・サブウィンドウのリサイズ
各サブウィンドウの右下をクリックしたまま上下あるいは左右に移動することに
よって、サブウィンドウのリサイズを行う。
・カレントのサブウィンドウ
横方向のスクロールバーがアクティブであるサブウィンドウをカレントであると呼ぶ。
カレントのサブウィンドウはマウスクリックあるいはESCキーで変更できる。
カット&ペーストや文字列検索、置換はすべて、カレント表示されているファイルに対して
処理が行われる。またファイルのopenやsave、closeも同様にカレントのファイルに
対して行われる。
・ダイアログからのファイルのオープン
ファイルオープン用のダイアログでは、右半分で現在選択しているファイルの内容と
ファイルのサイズ、編集日時が表示される。右下の走るアイコンには過去にアクセス
したファイルのあったフォルダが登録される。書類を束ねたアイコンは同時に複数ファイル
をオープンしたとき、自動的に登録される。両アイコンとも、クリックするとポップアップ
メニューが表示され、過去のアクセスファイルを選択できる。shiftキーとoptionキーを
押しながらポップアップメニューの項目を選択すると、項目が削除される。
ダイアログ表示時にdeleteキーを押すと、標準のダイアログを表示する。
・ファイルライブラリ
King's Editのあるフォルダに作成される「ライブラリ」フォルダには、頻繁にアクセスする
ファイル、フォルダ、エイリアスなどを格納する。メニューバーの「ファイル」-「ライブラリ」
から読み込み専用でファイルをオープンすることができる。コマンドキーを押しながら、ファイルを
メニュー選択すると、カレントファイルのキャレットの位置に指定のファイルデータを挿入する。
・ファイルのクローズ
クローズボックス(ウィンドウ左上コーナー)のクリックでは、カレントのファイルを閉じる。
オプションキーを併用すると、オープン中のすべてのファイルを閉じる。
・ファイルの編集
ひとつのファイルを複数のサブウィンドウで表示した場合、編集は同一のファイルに対して
行われる。ファイルの実体はひとつである。
●検索、置換機能
・検索、置換方法
ウィンドウ上部の文字列入力部分に検索文字列を入力し、右側の上下矢印のボタンによって、
ファイルの上方向、あるいは下方向に検索。
置換文字列入力部分に文字列を入力し右側のボタンを押すと、反転表示されている文字列が
置換文字列に変換される。通常は検索機能で検索した文字列を変換するために使用する。
・検索、置換文字列の保存
一度検索あるいは置換した文字列は、入力部左にある下向きの三角形ボタンを押して表示される
ポップアップメニューから獲得できる。shiftキーとoptionキーを押しながらメニューの
項目を選択すると項目の文字列が削除される。
・検索置換範囲の指定
ウィンドウ上部の「検索置換範囲」は、検索、置換時の範囲を示す。
「カレントファイル」は現在カレントであるサブウィンドウに表示されているファイルのみを
検索、置換対象とする。「オープンファイル」は現在オープン中のファイルすべてを
検索、置換対象とする。「マーカー領域」はマーカーと次のマーカーとの間の領域を示し、
カレントファイルの現在キャレットのあるマーカー領域を検索、置換対象とする。
「検索置換範囲」の下部をクリックして表示されるポップアップメニューで選択。
「カレントファイル」の検索では、ファイルの先頭あるいは最後のどちらかの一端まで検索を
行うが、「オープンファイル」の検索ではファイルの一端まで検索し終えると他方から検索を
続行する。カレントファイルから、ファイル名をクリックして表示されるポップアップ
メニューにならぶ順に検索を行う。「マーカー領域」では、次のマーカーまでの検索を行い、
次のマーカーがないときは、ファイル端までの検索となる。
・簡易検索法
文字列を反転選択し、オプションキー + 検索用下向き矢印ボタン(あるいはオプションキー +
commandキー+「G」)で、選択文字列を取り込んで下方向検索。
オプションキー + 検索用上向きボタン(あるいはオプションキー + commandキー+「F」)で
上方向検索。
・正規表現での検索
正規表現で使用できる記号は「*」「+」「?」「.」「^」「$」「[]」「-」
・プレ検索(オープンしているファイルの一括検索)
メニューバーの「検索」-「プレ検索」を選択すると、現在オープンしているファイルに
対して、現在の検索範囲(マーカー領域、カレントファイルあるいは、オープンファイル)、
検索設定での一括検索出力を行う。
[プレ検索結果]ファイルに出力された検出行のどこかをコマンドキー+クリックすると、
目的の検出文字列を表示する。キャレットを検出行に置いてコントロールキー+スペースバー
でも同様。
複数のウィンドウが表示されている場合は別のサブウィンドウに表示される
・ボリューム検索(オープンしていないファイルの一括検索)
メニューバーの「検索」-「ボリューム検索」ではハードディスクなどにある、現在オープン
していないファイルを検索する。
ボリューム検索用の設定ダイアログでは、「変更」ボタンで検索するファイルやフォルダを指定
する。指定したファイルやフォルダは「登録」ボタンにより保存することができる。
「登録」ボタン左のポップアップメニューに保存された記録は、オプションキー + シフトキー
を押しながらメニューを選択すると削除。
「サブディレクトリを検索」のチェックボックスがチェックされているときは、指定フォルダ内
の最下層まですべてのファイルを検索し、チェックされていないときはフォルダ内を1階層
だけ検索する。
「出力ファイルを新規に作成」がチェックされているときは、検索ごとに[ボリューム検索結果]
ファイルを作成する。
コマンドキー+「.」で検索中断。
[ボリューム検索結果]ファイルからの検出文字列の表示はプレ検索と同様の操作によって行う。
・検索文字列の「すべてを置換」
メニューバーの「検索」-「すべてを置換」では、「検索置換範囲」のファイルの検索文字列
すべてに対して置換処理を行う。「検索置換範囲」が「マーカー領域」の場合は、マーカーで
区切られた領域のみの「すべてを置換」を行う。オープンしているファイルに対してのみ、
置換可能。
●マウス、キー操作
・文字の入力
コントロール + 「I」 タブの入力(検索置換フィールド)
コントロール + 「M」 改行コードの入力(検索置換フィールド)
・キャレットの移動
矢印キー 上下左右に移動
コマンド + 上向き矢印キー ファイルの先頭
コマンド + 下向き矢印キー ファイルの末尾
コマンド + 左向き矢印キー 行頭(前方にある改行コードの次)
コマンド + 右向き矢印キー 行末(後方にある改行コードの前)
オプション + 上向き矢印キー ページアップ
オプション + 下向き矢印キー ページダウン
オプション + 左向き矢印キー 単語の先頭
オプション + 右向き矢印キー 単語の最後
コントロール + 「J」 左移動
コントロール + 「L」 右移動
コントロール + 「I」 上移動
コントロール + 「K」 下移動
コントロール + 「U」 行頭
コントロール + 「O」 行末
・選択範囲
シフト + 上下左右矢印キー 選択範囲設定、選択範囲の拡大縮小(矩形選択時も可)
シフト + マウスクリック 選択範囲設定、選択範囲の拡大縮小(矩形選択時も可)
コントロール + マウスドラッグ(行折り返しなし時) 矩形選択
マウスダブルクリック 単語選択
マウストリプルクリック 行選択
オプション + (括弧記号内側を)マウスシングルクリック
括弧記号の内側を選択、クリックが括弧記号の間にないときは
スペースあるいはタブにはさまれた領域(URLなど)を選択
オプション + (括弧記号内側を)マウスダブルクリック 括弧記号を含めて選択
コマンド + オプション + (タグ上を)マウスシングルクリック 対になったHTMLタグではさまれた領域を選択
・ファイル表示位置変更
オプション + スクロールバーの矢印ボタンをマウスクリック ページアップ、ダウン
コマンド + スクロールバーの矢印ボタンをマウスクリック ファイルの先頭、最後を表示
・テキストの編集
シフト + DEL キャレットよりも後の1文字を削除
コントロール + シフト + 「A」 行のキャレットより前の部分を削除
コントロール + シフト + 「S」 行のキャレットより後の部分を削除(改行はふくまない)
コントロール + シフト + 「D」 キャレットのある行を削除
・カレントでないサブウィンドウの操作
(左上のウィンドウから順に「Z」,「X」,「C」のキーを割り当て)
コントロール + 「Z」(あるいは「X」,「C」) + 上下矢印キー 上下スクロール
・ウィンドウレイアウトの変更
コマンド + 「1」 分割なし
コマンド + 「2」 上下分割
コマンド + 「3」 左右分割
コマンド + 「4」 左2右1分割
コマンド + 「/」 ウィンドウズーム
コマンド + 「.」 置換フィールド表示、非表示
・ファイルの表示
コマンド + 「-」 ファイルの表示位置を変更(2ウィンドウ以上表示時)
コマンド + シフト + 「Y」 プレ検索結果ファイルをカレントファイルにする
コマンド + シフト + 「B」 ボリューム検索結果ファイルをカレントファイルにする
コマンド + シフト + 「G」 次のファイルをカレントファイルにする
コマンド + シフト + 「F」 前のファイルをカレントファイルにする
コマンド + ESC 次のファイルをカレントファイルにする
コマンド + シフト + ESC 前のファイルをカレントファイルにする
・検索
コマンド + 「G」あるいは「F」 上方向、下方向検索
コマンド + 「Y」 プレ検索
コマンド + 「B」 ボリューム検索
コマンド + オプション + 「G」あるいは「F」 選択範囲を取り込んで上方向、下方向検索
コマンド + オプション + 「Y」 選択範囲を取り込んでプレ検索
コマンド + オプション + 「B」 選択範囲を取り込んでボリューム検索
・マーカージャンプ
コマンド + シフト + 「.」 キャレットの位置よりも後のマーカーへジャンプ
コマンド + シフト + 「,」 キャレットの位置よりも前のマーカーへジャンプ
●各機能
・スクロール
縦スクロールバーの上下の矢印ボタンでのスクロール中に、1から9までの数字キーを押すと、
スクロールスピードを変更できる。
・スライドスクロール
メニューの「ウィンドウ」-「スライドスクロール」を選択、あるいは、
縦のスクロールバーの矢印ボタンをコントロールキーを押しながらマウスクリックすると起動し、
画面のどこかを再びクリックするとスライドスクロールは停止。
起動するとマウスカーソルが本の形になる。
スクロール方向と速さはマウスカーソルの位置で制御する。
サブウィンドウの真ん中より上部にマウスカーソルをおくと、上方向にスクロール、
下部におくと下方向にスクロールする。
真ん中に近づくほどスピードがおそくなる。
・同期スクロール
2以上のサブウィンドウを表示しているとき、メニューバーの「ウィンドウ」-「同期スクロール」
にチェックマークをつけておくと、一方のスクロールにあわせて他方のサブウィンドウのテキストも
同時にスクロールする。
・各種初期設定
メニューバーの「ファイル」-「初期設定」を選択すると、ダイアログが表示される。
表示するフォント、フォントのサイズ、タブ改行記号の表示、行の折り返しの初期状態、
オートインデント、背景色、日本語コードの自動変換、印刷のフォント、フォントサイズ、
など設定可能。印刷の2分割レイアウトでは、用紙を半分サイズで利用できる。
・フォントの切り替え
メニューバーの「ファイル」-「初期設定」で設定した2セットのフォント、サイズは、縦の
スクロールバーにある「A」ボタン、あるいは、メニューの「ウィンドウ」-「フォント
切り替え」で切り替える。
・行の折り返し状態の切り替え
縦のスクロールバーの「A」ボタン下のボタンでウィンドウサイズでの行の折り返しを
行うかどうか切り替える。現在の状態は横スクロールバーの表示状態で判断。
・行番号表示
メニューバー「ウィンドウ」-「行番号」で行番号の表示、非表示を変更。
・ファイルの編集のロック
横のスクロールバー左の「ペン」ボタンでファイルの編集の許可状態を変更する。
斜線入りのときはファイルをロックし、編集が不可であることを示す。
・矩形選択処理
矩形選択とは、マウスをクリックした起点からドラッグした終点までを対角線とする長方形
の選択。
行の折り返しなし時のみ選択可能。
コントロールキーを押しながらマウスドラッグで選択するか、あるいは、
メニューバーの「編集」-「矩形選択」をチェックしマウスドラッグで選択。
カット&ペーストの処理は通常の選択のときと異なるので注意。
・「追加カット」、「追加コピー」、「保存内容を消去」
メニューの「編集」上にあるカット&ペーストの強化機能。
本来の「カット」や「コピー」はクリップボードの中味を一度消去してから新たにデータを
クリップボードに納めるが、「追加カット」、「追加コピー」はクリップボードを消去しないで、
そのままクリップボードの最後にデータを追加する機能である。
クリップボードの中味の消去は「保存内容を消去」で行う。
・無限回の取り消し、やり直し機能(undo, redo)
メニューバーの「編集」-「取り消し」で過去のテキスト編集を実行回数分もとの状態にもどす。
ファイルオープン時からのすべてのテキスト編集を記録する。
「編集」-「やり直し」では、「取り消し」でもとの状態にもどされたテキストを再度編集する
ことが可能。
・ドラッグ&ドロップ
メニューバーの「編集」-「ドラッグドロップ」にチェックマークをいれるとドラッグ&ドロップ
が可能になる。同一ウィンドウ内でドラッグ&ドロップを行うとき、ドロップ時(マウスを離す時)
にoptionキーを押していると選択範囲のコピーが挿入される。別のウィンドウでのドラッグ&ドロップ
では常に選択範囲のコピーが挿入される。矩形選択データのドラッグ&ドロップも可。
・上書きモード
通常のキー入力は、既にあるテキストの前に文字が挿入される。メニューバー「編集」-「上書き」
をチェックしておくと、通常の入力とは異なり、キー入力が既にあるテキストの上に上書きする
モードになる。上書きモードのとき、キャレットは点滅しない。(半角文字にのみ対応)
・行番号、ブレースジャンプ、タグジャンプ
メニューバーの「検索」-「行番号ジャンプ」では指定した行にジャンプする。
括弧記号の前にキャレットを置き、メニューの「検索」-「ブレースジャンプ」を選択すると
対応した括弧記号にジャンプする。
HTMLのタグ「<」あるいは「>」の前にキャレットを置き、「タグジャンプ」を選択すると、
対応するタグの位置にジャンプする。
・マーカージャンプ
任意の位置にマーカーを置き、サブウィンドウのファイル名右にある下向き三角のポップアップ
メニューでマーカー位置にジャンプする機能。
キャレットを目的の位置に置き、メニューバー「検索」-「マーカー」でマーカーをセットできる。
マーカーのある行の左端にはひし形のマークが表示される。マーカーの消去は、マーカーのある
行にキャレットを置いて「検索」-「マーカー」を選択する。
・フィルター処理
メニューバーの「フィルター」ではカレントの反転状態にあるテキストデータを
フィルターの種類によって変換する。ダイアログの「変換」ボタンで終了すると
選択範囲を直接変換し、「外部出力」ボタンで終了すると別のファイルに出力する。
オプションキーを併用してメニューを選択すると、ダイアログを出さずに直接変換する。
コマンドキーを併用してメニューを選択すると、ダイアログを出さずに別ファイル出力する。
処理は改行ごとの行単位。
メニューの「追加」では、行ごとの指定位置に文字列を追加。
「削除」では、指定位置の文字列を削除。
メニューの「縦横入れ替え」で選択範囲の内容の横向きの文字列を縦に、縦の文字列を横に
変換する。矩形選択タイプでのみ使用可能。1バイト文字と2バイト文字が混合したデータは
変換できない。
「反復」で、現在の反転の内容を、指定した回数分繰り返したデータに変換する。
「ソート」では、行ごとにソート(並べ換え)処理を行う。文字の順序を指定したときは、
記述した文字の順序に従って比較し、記述していない文字はデフォルトの比較を行う。
「#@$」と記述すると、#apple、@apple、$appleはこの順に並ぶ。
「上下逆順」では行の並びを逆順に並べる。
「左右逆順」では行の左右を逆にする。
「文字変換」で文字の変換を1度に行う。任意文字変換のフィールドでは複数の文字を列挙可能。
12⇨abと記述すると1⇨a、2⇨bの意味になる。
「16進コード」では選択範囲の文字列をSJISの16進数に変換。
「マージ」は2カ所の選択範囲を指定行数ごとに混合する。
JGAwk, SedMacがインストールされているとき、King's Editのあるフォルダに
「フィルター」フォルダが作成される。「フィルター」フォルダ以下の
「JGAwk」あるいは「SedMac」フォルダ内にスクリプトを格納すると、
「フィルター」メニューの「JGAwk」あるいは「SedMac」からフィルター処理を行うことができる。
コマンドキー+オプションキーを押しながらスクリプトのメニューを選択すると、
選択したスクリプトファイルをオープンすることができる。(JGAwk, SedMacは山下厳氏の作品)
・クリップボードの内容保存機能
ウィンドウ中央の「花」ボタンをクリックして表示されるスペースにカット&ペーストで取り込んだ
テキストデータであるクリップボードの現在の内容を表示する。
「花」ボタン左の下向きの三角形ボタンで過去に取り込んだクリップボードの内容を
取り込むことができる。ポップアップしたメニューを選択するとクリップボードに格納される。
保存できるテキストは1kバイトまで。
shiftキーとoptionキーを押しながらメニューの項目を選択すると項目の文字列が削除される。
・キャレットの位置
ウィンドウ上部右側の修正日の下に現在のキャレットの位置を表す。左から順にキャレットのある
行番号、ファイルの総行数、キャレットの水平位置、キャレットのある行の長さ、キャレットよりも
前のバイト数、ファイルの総バイト数。
・ファイルの情報
選択範囲なしで「ファイル」-「情報をみる」を選択すると、現在オープンしているファイルの情報を
ファイル出力する。選択範囲があるときは、選択範囲の情報を出力。
出力項目の"破損"は2バイトコードの2バイト目が損失しているデータがあることを示す。
「ファイル」-「修正」で"破損"ファイルを修正する。現在未実装。
・ツール
メニューバーの「ツール」-「ファイル階層表示」では指定した1つのフォルダからファイル
階層をファイル出力する。
「ファイル日付比較」では指定した2つのフォルダを比較し、同一ファイル名のファイルの
日付を比較し出力する。比較する範囲は1階層まで。
「ファイル名変更」は、指定したファイルのファイル名を文字列操作して、
希望のファイル名に変更する。文字列操作は実行ボタンを押して最終確定しない限り
繰り返して処理できるので、複雑な処理も容易である。
「ファイル連結」は指定した複数のテキストファイルを連結する。連結するファイルの順序は
移動ボタン又は簡易ドラッグ&ドロップによって任意に並べ換え可能。
また、区切り文字にマクロを埋め込んで、連結時に元の各ファイルの情報を記録することもできる。
「MacPerl」では、MacPerl(MacJPerl)のスクリプトを実行できる。
スクリプトは、King's Editのあるフォルダ以下の「ツール」-「MacPerl」フォルダに格納する。
オプションキーとコマンドキーを押しながら、メニューからMacPerlのスクリプトファイルを選択すると、
選択したファイルをオープンすることができる。
・テキストファイルのクリエイタ
テキストファイルのクリエイタがKing's Editのクリエイタのとき、最後にファイルを閉じた
位置とマーカーのある位置を保存する。
・テキストの自動カラー化
初期設定のダイアログの「カラー」の「テキストを色分け」の項目にチェックをいれると、
テキストを自動カラー化しながら編集できる。現在のカラー化の設定状況は、サブウィンドウの
ファイル名表示位置の右に表示される。クリックしてポップアップメニューで変更が可能。
「ノーマル」は非カラー設定、「HTML」はHTMLのフォーマットでカラー化を示す。
ファイル名が「.html」あるいは「.htm」で終わるHTMLファイルは、自動的にHTMLファイルとして
読み込まれる。
・その他
同時にopenできるファイル数制限なし。